【2919/4月13日(土)沖縄タイムス 朝刊記事転載】
サンゴ保全 応援定期
大和ネクスト銀行 恩納村に寄付へ
【恩納】大和ネクスト銀行(東京都、中村比呂志社長)は10日、恩納村のサンゴ保全活動を支援する応援定期預金の取り扱いを開始した。同銀行が支援先に県内の行政、団体を選ぶのは初めて。
同銀は預金に金利以外の魅力を付けようと、2017年11月から応援定期を始めた。子ども医療や貧困対策、障がい者スポーツなど、今回の恩納村を含め12の支援先がある。
預入期間は3カ月、6カ月、1年の3種類で、預入金額は10万円以上。通常の定期預金との金利の差額を同銀が寄付金として拠出し、村に寄付する。
同日、村役場で会見した長浜善巳村長は「いろいろな方向へ広がりが期待できる」と謝意を述べた。大和証券那覇支店の吉田喜由支店長は「サンゴの村宣言の趣旨に賛同した。SDGs(持続可能な開発目標)の達成にも貢献していく」と話した。
問い合わせは同支店、電話098(861)5200。