海の事故防止へ恩納村に救難所
ダイビング協主体に
【恩納】琉球水難救済会(比嘉榮仁会長)は16日、恩納村内の水難事故未然防止と遭難者救助活動の拠点として、村前兼久に「恩納村ダイビング協会救難所」を設置した。
琉球水難救済会は1957年に設立した。これまでに4千人を超える遭難者を救助している。今回の設置を含めて県内に81ヵ所の救難所がある。ダイビング協会が主体となる救難所は県内で初。
この日、村前兼久の旧公民館で開かれた開所式で、所長に就任した内原靖夫さんに水難救済会から委嘱状は交付され、救命具などが贈呈された。内原さんは「村内マリンレジャー業者一丸で、経験と知識を生かして水難事故ゼロを目指したい」とあいさつした。
【出典:2019年7月21日(日)琉球新報 朝刊記事】